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共同通信
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中古車販売大手ビッグモーター(東京)による保険金不正請求問題に絡み、河野太郎消費者担当相は8日の閣議後会見で、同社に対し公益通報者保護法に基づく行政指導をしたと明らかにした。新たに整備した内部通報体制を適切に運用し、6カ月後に、その状況を文書で報告するよう求めた。
ビッグモーターの外部弁護士による調査報告書は、保険金不正請求に関する内部告発を「もみ消したと言わざるを得ない」「結果的には握りつぶす形となった」などと指摘。これを踏まえ消費者庁が8月に報告を求めていた。
今月4日に受けた報告内容を精査して、公益通報者保護法の求める内部通報体制が整備されたことを確認した。