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共同通信
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【ローマ共同】ギリシャ政府は8日、数日前からの大雨により、同国中部で死者が10人に達したと明らかにした。地元メディアが報じた。複数人が行方不明になっており、消防当局などが捜索を続けている。
ギリシャでは発達した低気圧の影響で記録的な雨量となり、洪水や土砂崩れが各地で発生。中部ボロスでは5日、倒れた壁の下敷きになり男性が死亡。6~8日にはボロス近郊や中部カルディツァなどで計9人の遺体が見つかった。水没した家屋で亡くなった人もいたという。
政府によると、救助隊がヘリコプターやボートを使い、1900人以上を助け出した。