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共同通信
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【リヤド共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第45回世界遺産委員会が10日(日本時間11日未明)、サウジアラビア・リヤドで開幕した。会期は25日までで、遺産登録の際に韓国が抵抗した、長崎市の端島(通称・軍艦島)を含む「明治日本の産業革命遺産」(長崎など8県)の保全の取り組みを審査する。存続が危ぶまれる「危機遺産」に、ウクライナ・キーウ(キエフ)の聖ソフィア大聖堂などを指定するかどうかも決める。
国内関連は他に「知床」(北海道)、国立西洋美術館(東京)を含む「ル・コルビュジエの建築作品」、「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」(沖縄)が保全状況の審査を受ける。