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共同通信
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週明け11日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円近辺で取引された。
午前10時現在は前週末比43銭円高ドル安の1ドル=146円95~96銭。ユーロは42銭円高ユーロ安の1ユーロ=157円40~47銭。
日銀の植田和男総裁が9日付の読売新聞のインタビューで、マイナス金利の解除を含めいろいろな選択肢があるとの認識を示したことで、金融緩和策が修正されるとの思惑が広がり、円を買ってドルを売る動きが優勢となった。
外為ブローカーは「日米の金融政策の違いは依然として意識されており、円買いが一巡するとドルを買い戻す動きも出ている」と話した。