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共同通信
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【マラケシュ(モロッコ中部)共同】8日深夜に北アフリカ・モロッコ中部で起きた地震は13日深夜(日本時間14日朝)で発生から5日が経過。被災地ではがれきの下に取り残された住民らの捜索が続いている。だが大きな被害が出た山間部の村々の中にはアクセスが難しい場所もあり、活動は難航している。
モロッコ内務省は13日、地震の死者が2946人に上ったと発表した。負傷者は5674人。
山間部では土砂崩れで寸断された道路の復旧や、不明者の捜索が進んでいる。余震による落石や土砂崩れの危険もあり、救助隊が到達できていない地区もあるとみられる。テントなどの支援物資が届かず、屋外で夜を過ごす被災者もいるという。