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共同通信
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東京都狛江市の自宅で大塩衣与さん=当時(90)=が暴行を受け死亡した強盗殺人事件で、実行役らは5人暮らしの大塩さんが1人で在宅するタイミングを狙い、外出先から無人の自宅に戻った直後を襲った疑いがあることが14日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は特殊詐欺グループの幹部で指示役とされる今村磨人容疑者(39)らが、大塩さんから金品のありかを聞き出そうとしたとみて調べている。
捜査関係者によると、事件前日も襲撃のタイミングをうかがったが、夕方になって付近の人出が増えたため断念したとみられる。
今村容疑者ら4人を再逮捕していた警視庁は14日、4人を強盗殺人容疑で送検した。