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共同通信
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【カイロ共同】国家分裂状態のリビアで発生した大洪水で、リビア赤新月社は14日、死者が1万1千人を超えたと明らかにした。中東の衛星テレビ、アルアラビーヤが伝えた。行方不明者は約2万人で犠牲者はさらに増える可能性がある。国連児童基金(ユニセフ)は同日、約30万人の子どもが影響を受けたと発表。近隣諸国からの救助隊が活動を本格化させた。
最大の被災地東部デルナではエジプトやチュニジアなどの救助隊が活動。がれきの中や建物の屋上に取り残された生存者少なくとも45人が救出された。AP通信は14日朝までに約3千体の遺体が埋葬され、さらに2千体の埋葬準備が進められていると伝えた。