Published by
共同通信
共同通信
【北京共同】中国の習近平国家主席は15日、カンボジアのフン・マネット首相やザンビアのヒチレマ大統領とそれぞれ北京で会談した。中国外務省が発表した。習氏は13日にベネズエラの反米左翼マドゥロ大統領と北京で会談したばかり。20カ国・地域(G20)首脳会議を欠席する一方で友好国の首脳を次々と中国に招き結束を固めている。日韓などと連携を強める米国に対抗する狙い。
フン・マネット氏は8月下旬に父フン・セン氏の後継として首相に就いたばかりで、習氏は首相就任直後の訪問を「中国との友好重視の表れだ」と評価。両国の「運命共同体の新時代を切り開く」と述べ、一層の関係強化に意欲を示した。