戦時下キーウで「日本の秋」開催

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナの首都キーウ(キエフ)にあるウクライナ日本センターは15日、日本の文化を紹介する「日本の秋」を開催した。同イベントは2014年以降ウクライナで毎年開催されてきたが、新型コロナウイルス流行やロシアの侵攻で中断。4年ぶりの開催となった。

 愛好家らが剣術や合気道の迫力ある演技を披露。折り紙で作ったウクライナの人形などの作品が展示されたほか、書道や将棋の体験教室も開かれ、約千人が訪れた。

 東部ハリコフ出身のゲンナジー・セロウィーさん(57)は「武道をやると心が落ち着き、戦争のことを忘れられる。兵士のリハビリ効果もあると思う」と笑顔を見せた。