SDGs達成へ、首相「連帯を」

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共同通信

 【ニューヨーク共同】岸田文雄首相は19日、ニューヨークの国連本部で「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する首脳級会合に出席した。目標の達成が危ぶまれており「各国の体制や価値観の違いを超えて連帯しなければならない」と述べ、国際社会の結束を求めた。会合は2日間の日程を終え、閉幕した。

 会合は18日に「達成は危機的状況にある」と警告し、各国が政策推進と国際協調を約束する政治宣言を採択した。岸田氏は日本による低所得国への資金支援や人材育成などへの投資をアピールした上で、各国に「誰一人取り残さない」というSDGsの原点に立ち返るよう訴えた。