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共同通信
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21日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=148円45銭を付けた。昨年11月上旬以来、約10カ月半ぶりの円安ドル高水準となった。
午後5時現在は前日比11銭円安ドル高の1ドル=148円24~26銭。ユーロは38銭円高ユーロ安の1ユーロ=157円96銭~158円00銭。
米連邦準備制度理事会が長期にわたって金融引き締めを続けるとの見方から、日米の金利差拡大を見込んだ投資家がドルを買って円を売った。
一方、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強い。投資家が「積極的にドルを買い進むのは難しい」(外為ブローカー)と判断し、円を買い戻す動きも見られた。