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共同通信
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大分県別府市で2022年に起きた大学生2人死傷ひき逃げ事件について、大学生の遺族らは21日、道交法違反容疑で警察庁が重要指名手配した八田与一容疑者(27)について、殺人と殺人未遂容疑で県警に告訴状を提出し、受理された。インターネットで全国から集まった5万人以上の署名を添えた。
亡くなった大学生の父親は取材に「容疑者の逮捕がない限り、気持ちが追い付かない。今後一層力を入れて捜査してほしい」と声を絞り出した。
遺族の代理人弁護士によると、現場にはブレーキ痕がないことや、時効がなくなることなどから殺人容疑での告訴に踏み切ったという。