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共同通信
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【ニューヨーク共同】上川陽子外相は21日(日本時間22日)、米ニューヨークでグテレス国連事務総長と会談した。国連安全保障理事会改革を含む国連の機能強化が必要だと指摘し、グテレス氏は理解を示した。国連改革などを議論する来年の未来サミット開催に向けた連携でも一致した。
上川氏はロシアによるウクライナ侵攻を踏まえ、人類が共有できる「人間の尊厳」に焦点を当てるべきだと主張。紛争解決などの過程で女性参画を推進する「女性・平和・安全保障(WPS)」に関する日本の取り組みも説明した。グテレス氏は核軍縮分野での日本の指導力に謝意を示した。