23日付のエーエム・ニューヨークによると、2015年3月にマンハッタン区イーストビレッジで発生したガス爆発事故の影響で閉店していた、ベルギースタイルのフレンチフライ専門店「ポム・フリット(Pommes Frites)」が同区ウエストビレッジに移転し、同日営業を再開したことが分かった。
新店舗はマクドゥーガル通りにあり、これまでの店舗より1.3倍ほど広い740平方フィート(約69平方メートル)の広さがある。経営者の1人、オマー・ショルシさんによると、新店舗ではこの広さを生かして店内の奥にカウンターを設置し、調理スペースもその奥に確保しているという。また、飲食エリアはその手前に広く設けたという。
イーストビレッジで18年もの間、人気店として営業を続けてきた同店は、事故で閉店後、同エリアでの再開を考えていたが、家賃の高騰により断念した。しかし多くの熱狂的な顧客が再開を強く望み、募金活動も行われた結果、ウエストビレッジでの再開にこぎつけた。
ショルシさんと共同経営者のスザンヌ・レビンソンさんはこの日、公式サイトに「まだ工事の途中ですが、23日午前11時に店を再開しました。工事終了までの2週間、ご迷惑をおかけしますがご理解ください。皆さまに感謝いたします」とのメッセージを掲載した。