23日付のニューヨーク・ポストによると、 マンハッタン区コニーアイランドで22日に行われたニューヨーク市警察(NYPD)「ファイネスト」対市消防局(FDNY)「ブレイベスト」のチャリティーフットボールの試合で、選手同士が殴り合いのけんかとなりけが人が出たという。
「ファン・シティ・ボール」というこの試合は、ことしで44回目を迎える恒例行事。ファイネストが29対13で大きくリードし迎えた試合終了数分前、NYPDの選手がFDNYのクオーターバックに対し猛烈にタックル。サイドラインの外であったため、悪質だとして選手総出の取っ組み合いとなった。「みんな血の気が多いからな」と、ブレイベストのスティーブ・オーア監督は呆れ気味。
このけんかは数分続き、耳から血を流す選手もいた。その後も罵倒合戦が続き、これが2度目の殴り合いに発展する。場内アナウンスがチャリティーイベントである旨を伝えると、FDNY側が引き上げていった。
この試合には、NYPDのビル・ブラットン本部長も出席していたが、乱闘が始まる前に既に引き上げていた。
NYPDとFDNYは、2014年にナッソーコロシアムで行われたホッケーの試合でも同じような乱闘騒ぎを起こした。この時は、試合が25分間も中断し、退場処分になった選手もいた。