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共同通信
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【北京共同】経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団は23日までに、25、26日に予定していた外貨建て債務の再編を巡る債権者との協議を延期すると発表した。日程は改めて示すとしている。業績が想定を下回り、条件を見直す必要があるためだと説明している。
協議は8月下旬に設定された後に9月下旬に変更されていた。地元の広東省政府などの支援を受けるが、再編案への合意の取り付けに時間がかかっている。
恒大は今年3月、外貨建て債務の再編計画を発表。8月17日には米ニューヨークの裁判所に外国企業の資産保全手続きを調整する連邦破産法15条の適用を申請した。