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共同通信
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【南竿共同】台湾の離島、馬祖列島の島々を舞台にした現代アートの祭典「馬祖国際芸術島(馬祖ビエンナーレ)」が23日、主要な島の南竿などで開幕した。蔡英文総統が会長を務める「中華文化総会」などが主催し、11月12日まで。かつて中国と対抗する最前線の軍事基地だった馬祖列島を芸術の島にしようという試みで、昨年に続き今回で2回目。
約70の作品が展示され、日本からは京都府出身のアーティスト高橋匡太さんが「雲の故郷へ」と題した作品を出品。風船でつくった雲で「移動できる自由」を表現した。
沖縄県出身の胡宮ゆきなさんも出品。ピストルとハトを合わせた作品で、戦争と平和の矛盾を表現した。