関空、訪日客需要で旅客数回復

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共同通信

 関西エアポートが25日発表した関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線旅客数は164万6852人で、新型コロナウイルス禍前の2019年8月と比較すると74%まで回復した。国内線を合わせた旅客数は226万5940人だった。背景には旺盛なインバウンド(訪日客)需要があり、夏休みに出国する日本人の数も増加した。

 国際線旅客数の内訳では、外国人は前年同月比約17倍の121万1871人だった。日本人は約5.4倍の42万2371人。国内線も9%増の61万9088人だった。

 大阪(伊丹)空港の旅客数は16%増の134万5217人、神戸空港は5%増の31万3651人だった。