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共同通信
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公選法違反の罪で一、二審有罪判決を受け、最高裁に上告している日本維新の会の前川清成衆院議員(60)=比例近畿=が議員辞職の意向を支援者に伝えたことが分かった。25日、関係者が明らかにした。次期衆院選に奈良1区から立候補を予定していたが、支援者向けの文書で「支部長にとどまり続けることで、選挙準備が遅れてはならない」と説明している。
26日に記者会見して自身の見解を表明する見通し。
前川氏は2021年衆院選の公示前に選挙協力を依頼する文書を有権者に送付したとして、一審奈良地裁で罰金30万円の有罪判決を受けた。大阪高裁も今年7月、一審判決を支持し、前川氏の控訴を棄却した。