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共同通信
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岸田文雄首相は25日、日本経済を今後3年間で変革すると表明した。賃金など経費を抑えて利益を目指す「コストカット型」とされる企業経営が長く続いてきたと問題視。「歴史的転換を着実に図れるよう強力に後押しする」と述べた。
官邸で記者団に述べた。具体的には、成長分野への転職などを促す労働市場の改革や、賃上げとそれによる消費拡大の好循環醸成のほか、デジタルトランスフォーメーション(DX)、スタートアップ(新興企業)育成を挙げた。
首相直轄で成長戦略を話し合う新しい資本主義実現会議を27日に開催し、検討を加速させる。「大切なのはスタートダッシュだ」と訴えた。