25日付のCBSニューヨークによると、クイーンズ区のロッカウェービーチで同日、19歳の男性が溺れる事故が起き、男性は救助された後に病院で死亡した。
ニューヨーク市警察(NYPD)によると、午後2時半ごろ、同ビーチ29で男性が溺れていると通報が入った。「頭が浮いたり沈んだりしていたが、しばらくしたら海面から姿が見えなくなった」と目撃者は話しており、ニューヨーク市消防局(FDNY)や警官らがヘリコプターで男性を救助したが、搬送された近くの病院で死亡が確認された。
男性は同区ニュートン高校に通う19歳の生徒で、その日は学校を休み、友人とビーチに泳ぎに来ていたとみられている。男子生徒らは海に入る前、飲酒していたことが目撃者の証言から分かっており、騒ぎながら海に入っていったという。事故当日は天気も良く暖かい日だったこともあり、ビーチは大勢の人で賑わっていたが、海開き前のためライフガードは不在だった。
NYPDによると、海開き前でも海水浴をする人は多く、海の危険性を認識していないという。これから本格的な海水浴シーズンを迎えるにあたり、「離岸流に巻き込まれた場合は無理に流れに逆らって泳ぐのではなく、岸と平行になって泳ぐように」と注意を呼び掛けている。