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共同通信
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徳島市の内藤佐和子市長は26日の記者会見で、8月の阿波おどりで1人20万円の「プレミアム桟敷席」が建築基準法に違反した状態で開設された問題を謝罪した。「ご迷惑、ご心配をおかけしたことは組織のトップの私に責任がある。申し訳なく思っている」と述べた。今後について「原因を確認し、二度と起こらないよう再発防止の相互チェックの体制をつくりたい」と話した。
プレミアム桟敷席は開幕前日の8月11日の検査で、階段の幅が基準より狭いと判明。法で必要な「検査済証」を得られないまま開設された。市は違法状態での開設を決定した実行委員会に事務局として携わっている他、建築基準の検査も担っている。