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共同通信
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長野県警は26日までに、勤務先だった病院から患者らの個人情報を持ち出したり使ったりしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密取得・使用)の疑いで松本市の医療技師北原康佑容疑者(31)を追送検した。
病院に勤めていた昨年3月、患者ら約180人分の個人情報の電子データを持ち出したとして、今年8月に同法違反(営業秘密領得)の疑いで逮捕、起訴されていた。
追送検容疑は昨年3月に持ち出した患者らの個人情報を使用した他、退職後の昨年5月にも患者らの情報データを不正に持ち出して得た疑い。
松本市の相沢病院は今年3月、約3100人分の個人情報漏えいが確認されたとして、県警に告訴していた。