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共同通信
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松野博一官房長官は26日の記者会見で、安倍晋三元首相の国葬から27日で1年となるのに合わせ、今後の首相経験者の国葬実施ルールを明文化しないとの政府方針を重ねて表明した。昨年12月に公表した有識者ヒアリングに触れ「聴取した論点と意見を踏まえ、時の内閣において責任を持って判断していく」と述べた。
国会関与の在り方については「国葬を執り行うと決定した場合は国会に説明する。終了後、概要について国会に報告することが適当だと考える」と改めて説明した。意見聴取や衆院論議の共通点を踏まえたとした。
安倍氏を国葬とした理由は、憲政史上最長の首相在任期間だったこと、選挙中の死だった点などを挙げた。