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共同通信
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サウジアラビアの外交使節が26日、ヨルダン川西岸ラマラのパレスチナ自治政府を訪問した。使節の代表は先月、サウジの駐パレスチナ代表に任命されたナエフ・スデイリ氏で、自治政府のアッバス議長に信任状を奉呈、マリキ外相とも会談した。イスラエルメディアによると、サウジの外交使節が公式に自治政府を訪問するのは初めて。
西岸の占領を続けるイスラエルは現在、サウジとの外交関係樹立を目指し交渉中で、パレスチナ問題が重要な争点の一つ。今回の訪問には、イスラエルに対しパレスチナ問題の重要性を改めて訴えると共に、パレスチナに対し、置き去りにはしないとの意思表明をする狙いがありそうだ。