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共同通信
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北海道今金町の商工会が町から受託した補助金交付事業の会計事務に関して、不適切な会計処理がなされた疑いがあり、3年間で約4千万円の使途不明金があることが27日、町関係者らへの取材で分かった。町や北海道商工会連合会が調査を進めている。
町や商工会の関係者によると、不適切な処理の疑いがあるのは、障害者支援や観光事業に関する補助金の会計事務で、いずれも商工会が受託していた。障害者支援事業には国からの交付金が含まれている。
6月に同連合会の検査で領収書が存在しないなどの不透明な処理が見つかった。
今金町商工会は「町が調査中なのでコメントできない」としている。