NY円一時149円台半ば

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共同通信
日米の紙幣(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク外国為替市場の円相場は円売りドル買いが進み、一時、1ドル=149円台半ばと昨年10月下旬以来、約11カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。日米の金融政策の違いが意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化観測が強まる一方、日銀は大規模な金融緩和政策を当面続ける見通しで、高金利で運用に有利なドルを買う動きが強まった。ただ日本政府・日銀による為替介入への警戒感から円を買い戻す動きもあった。

 午前8時40分現在は前日比13銭円安ドル高の1ドル=149円14~24銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0536~46ドル、157円24~34銭。