5月27日付のDNAインフォによると、マンハッタン区ハーレムのアポロシアターが、2016~17年にかけてのシーズンスケジュールを発表し、マイケル・ジャクソンやジミー・ヘンドリックスを追想するプログラムも含まれていることが分かった。
来シーズンは、10月にまず「M J体験」で幕開けとなる。 ジャクソンのヒット曲をアービン・メイフィールドがジャズ風にアレンジするプログラムだ。これに続くのが、「ハーレムのヘンドリックス」。1964年に同シアターの「アマチュアナイト」で優勝し、ロッカーとしての第一歩を踏み出したヘンドリックスの曲を特集する。
「いろいろなバックグラウンドを持ったアーティストがここから巣立っていったことを誇りに思う」と同シアターの社長兼CEOのジョネレ・プロコーペ氏。「来シーズンは音楽だけでなく、ダンス、演劇、コメディー、そして討論会と盛りだくさん」と語る。
そのほか、人種差別に反対する音楽を集めた「黒人で何が悪い:アフロパンクの人種問題音楽」や、多様なジャンルの音楽家が創作曲を試す「サロンシリーズ」などを展開する。
一部のプログラムはチケットの前売りを開始しており、プログラムの全容については、www.appollotheater.orgから確認できる。