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共同通信
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岐阜県各務原市の水道水の水源「三井水源地」から国の暫定目標値を上回る有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題で、同市は28日、市全域から選んだ井戸95カ所の水質を調査した結果、5カ所で目標値を超えたと発表した。現時点で、健康被害は確認されていない。
市によると、調査は8月下旬~9月上旬に実施。三井水源地付近の3カ所、航空自衛隊岐阜基地の東側2カ所で、1リットル当たり50ナノグラムの目標値を超えるPFASを検出した。うち1カ所は飲用で、既に所有者には調査結果を伝えた。
市は超過した5カ所から半径500メートルにある井戸を対象に、追加の水質検査などを10月から行う。