ウクライナ用弾薬共同発注

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共同通信

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)加盟国の兵器開発など軍事協力を推進する欧州防衛庁(EDA)は、EUに加盟する7カ国がロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援の強化と、支援により枯渇した自国の在庫を補充するためにEDAを通じた弾薬の共同発注を開始したと明らかにした。ロイター通信が29日、伝えた。

 7カ国が発注したのは155ミリ砲弾で、ロシアに対する反転攻勢に出たウクライナにとって最も重要な弾薬の一つ。EUは今年3月の外相理事会でウクライナ向けの弾薬を共同購入する計画に合意し、1年以内に155ミリ砲弾を100万発供与する方針だ。