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共同通信
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【ワルシャワ共同】15日に総選挙を控えるポーランドの首都ワルシャワで1日、愛国主義を掲げる保守与党「法と正義(PiS)」の政策に抗議する大規模デモが行われた。主催した野党側は100万人が参加したとし、地元メディアは数十万人が集まったと報じた。
デモを呼びかけた、ポーランド元首相で中道野党「市民プラットフォーム」を率いるトゥスクEU前大統領は「国民を分断させる強権政治を終わらせなければならない」と訴えた。
2015年から政権を率いるPiSは、メディア規制や中絶禁止、反移民、LGBTQなど性的少数者に対する差別的な政策に反発が高まる。