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共同通信
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ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川元社長(2019年死去)による所属タレントらへの性加害問題で、同事務所の東山紀之社長らが2日、東京都内で記者会見を開き、社名から「ジャニーズ」を消し、17日付で「SMILE―UP.(スマイルアップ)」に変更すると発表した。
被害者救済委員会に325人が補償を求めていることも明らかに。元トップの性暴力で社会を揺るがした大手芸能事務所は今後、大規模な補償交渉に向き合うことになる。
ジャニーズ事務所は、名称変更後も被害者への補償を担当し、対応を終えた後に廃業する。タレントのマネジメントや育成を担う新会社を設立。社名はファンクラブを通じて公募する。
9月の会見では、喜多川氏の名前を冠した社名を使い続けるとしたが、所属タレントを広告に起用していた企業や、テレビ局から批判が高まり、方針を転換せざるを得なくなった。「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」、「ジャニーズJr.」などジャニーズと付く名称は全て変更する。