Published by
共同通信
共同通信
来日した国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のトップ、ラザリニ事務局長は2日、東京都内で記者会見し、日本との連携強化のため国内に関連拠点を設立したいとの考えを示した。時期や場所など詳細は未定。関連拠点が設立されればアジア初となる。
UNRWAは同様の拠点を米国やスペインに置いている。日本は国連加盟前の1953年からUNRWAを支援しており、ラザリニ氏は「70年間、極めて強い連帯を示してきてくれた。民間とのパートナーシップ構築にも期待している」と述べた。
UNRWAは2日、パレスチナ支援に理解を深めてもらおうと、JR渋谷駅前の大型ビジョンで広告動画の放映を始めた。4日まで。