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共同通信
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ロシア外務省は2日、ルデンコ外務次官が日本維新の会の鈴木宗男参院議員を迎え、会談したと発表した。鈴木氏がモスクワを訪れたもようだ。昨年2月のウクライナ侵攻開始後、日本の国会議員の訪ロは初めてとみられる。
鈴木氏はロシアとの友好を重視し、今年春の訪ロを検討していたが、党執行部の要請を受けて取りやめた経緯がある。
ロシア外務省によると、ルデンコ氏は会談で、2国間関係の発展に鈴木氏が「重要な貢献」をしたと述べた。何十年も積み上げた協力関係が米国に追随する日本の対ロ制裁や、欧米の反ロ路線によって破壊されていると遺憾の意を表明。日本の国益や国民の意に沿わないと主張した。