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共同通信
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3日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比13銭円安ドル高の1ドル=149円87~90銭。ユーロは1円40銭円高ユーロ安の1ユーロ=156円91銭~157円01銭。
米国で2日発表の経済指標が市場予想を上回ったことで経済の底堅さが意識され、連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が強まった。日銀が大規模な金融緩和策を続けているため、日米の金利差が拡大するとの思惑からドル買い円売りの動きが先行した。
市場では「為替介入を警戒し、積極的なドル買いになりにくい」(外為ブローカー)との声があった。