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共同通信
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4日の東京株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価は5営業日続落した。終値は前日終値比711円06銭安の3万0526円88銭で、約4カ月ぶりに3万1000円の節目を割り込んだ。米FRBの利上げが長期化し、米国の景気が後退するとの懸念が広がった。
TOPIXは56.58ポイント安の2218.89。出来高は約20億2900万株だった。
前日の米株安も重しとなり、平均株価は取引開始直後から売り注文が膨らんだ。半導体関連銘柄や自動車など輸出関連株の多くが値を下げた。長期金利の上昇や主要なアジア株が軟調に推移したこともマイナス材料だった。取引終了にかけて下げ幅を拡大した。