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共同通信
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【ジャカルタ共同】中国系動画投稿アプリTikTok(ティックトック)は4日、インドネシアで導入している通販機能を停止した。インドネシア政府は9月、電子商取引(EC)の規則を改定し、ソーシャルメディア上での商品売買を禁じると発表していた。
ティックトックは声明で「現地の法律や規則を守ることが優先事項だ」と説明した。インドネシア政府は、規則に違反すればメディアを閉鎖すると警告している。
通販機能は、発信者がライブ配信で商品の特徴を解説し、視聴者が購入する仕組み。インドネシアでは2021年に導入した。利用が急速に広がり、政府は国内通販業者や小売店の経営への悪影響に懸念を示していた。