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共同通信
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【ニューヨーク共同】トヨタ自動車は4日、韓国電池大手のLGエナジーソリューションと車載用リチウムイオン電池の供給契約を締結したと発表した。2025年から供給を受け、米南部ケンタッキー州の工場で25年に生産を始める新型電気自動車(EV)のスポーツタイプ多目的車(SUV)などに搭載する。
EV市場での日本メーカーの出遅れが指摘される中、車載電池の供給体制を整えて巻き返しを図る。LGは米中西部ミシガン州の工場に約30億ドル(約4500億円)を投資し、トヨタ向けの生産ラインを新設する。
トヨタの22年のEV世界販売は2万4千台。26年に年150万台に引き上げることを目指している。