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共同通信
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【ニューヨーク共同】収賄などの罪で起訴された米民主党の重鎮、ボブ・メネンデス上院議員と共に起訴された妻のナディーン氏が、2018年に車で歩行者をはねて死亡させていたと、米ニューヨーク・タイムズ紙などが4日報じた。妻は刑事責任を問われなかったが、遺族らは捜査が不十分だったと指摘している。メネンデス氏の議員辞職を求める声が強まるのは必至だ。
18年12月、ニュージャージー州でナディーン氏が1人で車を運転していた際、道路を横断していた男性=当時(49)=をはねて死亡させた。駆け付けた警察官は通常行うはずのアルコールや薬物などの検査を実施せず、簡単な事情聴取をしただけだったという。