Published by
共同通信
共同通信
【ソウル共同】韓国の朴槿恵元大統領は5日公開の中央日報のインタビューで、昨年銃撃され死去した安倍晋三元首相との首脳外交を回顧した。日韓関係への尽力や人柄を評価し、2014年の会談で安倍氏を冷遇したとされる場面は「誤解があった」と釈明。急逝へのショックや昭恵夫人ら遺族に直接弔意を伝えたいとの意向も語った。
2人はかねて保守系政党の幹部として交流があったが、朴氏は首脳としては旧日本軍の従軍慰安婦問題などで関係がこじれたと述懐。ただ朴氏が同問題を巡って各国に対日圧力を呼びかける中でも「安倍氏は紳士で、会えば笑顔であいさつするなどマナーを保った」と振り返った。