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共同通信
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【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅反落し、前日比9.98ドル安の3万3119.57ドルで取引を終えた。朝方発表の米週間失業保険申請件数が市場予想を下回り、労働市場が堅調なのを示したのを受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め長期化が警戒された。
米長期金利の高止まりも投資家心理の重しとなった。ただ、6日に発表される9月の米雇用統計の結果を見極めたいとの様子見ムードも強く、下値は限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、16.18ポイント安の1万3219.83。