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共同通信
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日本維新の会は6日、党への事前届け出をせずロシアに渡航した鈴木宗男参院議員に対する処分に向けて党紀委員会を開き、鈴木氏から事実関係を聴取した。これに先立つ役員会では厳しい処分を求める声が相次ぎ、馬場伸幸代表と藤田文武幹事長に処分を一任すると決めた。
鈴木氏は帰国した5日、馬場、藤田両氏と面会し、手続き上の瑕疵を認め「責任は私にある」と伝えていた。維新は所属国会議員が海外渡航する際は事前に届けるよう通達している。鈴木氏は1日に訪ロしたが、届け出は2日だった。
役員会後、藤田氏は記者団に、党紀委の答申を踏まえて処分内容を決めると説明した。