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共同通信
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【シドニー共同】ニュージーランドで14日に行われる総選挙(一院制、基本定数120)まで間もなく1週間。各種世論調査では、経済界出身のラクソン党首(53)を首相候補とする野党、国民党が行財政改革を訴えて優位に戦いを進め、6年ぶりの政権交代が視野に入ってきた。ヒプキンス首相(45)の与党、労働党は巻き返しに懸命だ。
「決めかねている有権者はたくさんいる。投票日まで時間はある」。1日に新型コロナウイルス感染が判明したヒプキンス氏は2日、自主隔離先のホテルから夜のニュース番組に出演し、逆転勝利に意欲を見せた。