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共同通信
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高校無償化から除外された朝鮮学校による訴訟を記録したドキュメンタリー映画「差別」が7日、松江市で上映された。生徒とともに裁判を闘った教師や保護者によるトークイベントも開催。「誰でも教育を受ける権利がある。朝鮮学校の存在を知って考えてもらいたい」と訴えた。
映画は、2021年に韓国の若手映像作家2人が製作。訴訟の過程や朝鮮学校の歴史、生徒たちの学生生活を追った。
広島朝鮮初中高級学校の保護者として裁判に関わった女性は「これからも(権利を獲得できるよう)頑張りたい」と語った。
裁判は全国5地裁・支部で起こされたが、いずれも学校側の敗訴が確定した。