平和賞の女性「最高の1日」

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共同通信
女性の権利に関する会議に出席するナルゲス・モハンマディさん(中央)=2007年8月、テヘラン(AP=共同)

 【テヘラン共同】ノーベル平和賞の授与が決まったイランの女性人権活動家ナルゲス・モハンマディさん(51)は7日、父親との電話で、収監先の刑務所で授与決定を祝ったと語った。「(授与が決定した6日は)刑務所での最も輝かしい最高の1日だった」と家族が投稿する自身のインスタグラムで明らかにした。

 投稿によると、モハンマディさんは刑務所の女性囚人たちと一緒に、昨年9月に始まった女性が髪を隠すヘジャブ(スカーフ)の着用に抗議するデモのスローガン「女性、命、自由」を叫びながら祝った。

 今年2月の米グラミー賞の特別賞「社会を変えた最優秀賞」を受賞した抗議デモの歌「バライェ」も歌った。