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共同通信
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国体開会式出席などのため、鹿児島県に滞在中の天皇、皇后両陛下は8日、垂水市の垂水中央運動公園体育館を訪れ、フェンシングの試合を観戦された。関係者からルールなどの説明を受けながら、選手の素早い動きに見入り、拍手を送った。
両陛下はこの日、鹿児島市からフェリーで垂水市に移動した。雨の中、港の人々に船上から笑顔で手を振った。
午後は鹿屋市で「紅はるか」などサツマイモの生産、加工、販売をする南橋商事を視察し、海外への輸出状況やドローンを導入した作業の効率化について聞いた。20代の社員とも交流し、陛下は「お仕事は楽しいですか」と声をかけた。
一連の日程を終え、8日に帰京する。