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共同通信
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【ベルリン、北京、ロサンゼルス共同】ドイツ外務省は9日までに、イスラム組織ハマスがイスラエル攻撃に伴い拘束した民間人にドイツ人数人が含まれていると共同通信に明らかにした。全員がドイツとイスラエルの二重国籍者。安全上の理由から人数や個人情報は公表しないとしている。
また在中国イスラエル大使館も9日までに、中国系女性がハマスに連れ去られたとする文章を短文投稿サイトに投稿した。女性は北京生まれで、中国人とイスラエル人の両親を持つという。他にもメキシコ人やタイ人らの拘束情報があり、多くの外国人が巻き込まれているもようだ。
英BBC放送などはドイツ人女性の20代の娘が、拘束の被害者に含まれると報じた。音楽イベントに参加していた際、ハマスに襲撃されたとみられる。交流サイト(SNS)には戦闘員が乗る車の荷台に横たわる女性の動画が拡散しており、拘束された女性の可能性があるという。
ドイツの大衆紙ビルトも別のドイツ国籍の女性が3歳と5歳の娘と共に拘束された恐れがあると報じた。