NY株続伸、197ドル高

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共同通信

 【ニューヨーク共同】週明け9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比197.07ドル高の3万3604.65ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め長期化に対する過度な警戒感が後退し、買いが優勢となった。

 朝方はイスラム組織ハマスとイスラエル軍の大規模戦闘を受けた中東情勢の不安定化懸念で売りが先行。その後、FRBのジェファーソン副議長が現在の金融政策が既に制約的な領域にあるとの認識を示したことで追加利上げへの警戒感が和らぎ、プラス圏に転じた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、52.90ポイント高の1万3484.24。