エアトレインJFKでOMNY導入
非接触型決済でアクセスがスムーズに
エアトレインJFKで10日から、非接触型の決済システム「OMNY」が導入される。ニューヨーク州のホークル知事がこのほど、明らかにした。OMNYによる決済は、支払われた地下鉄運賃の45%以上を占め、利用者に人気のある運賃支払い方法となっている。
ジャマイカ駅かハワード・ビーチ駅からマンハッタン区へ向かう、または反対ルートを利用する場合の片道運賃は8.25ドル。ただ、空港内でターミナル間を移動する場合は、無料で利用できる。エアトレインJFKの全駅は、年中無休で営業している。
非接触型デビットやクレジットカード、デジタルウォレット、OMNYカードは全新たに導入される決済システムで利用できる。メトロカードは、カードがスワイプできる改札があれば、引き続き使用できる。2024年までには、すべての改札口にOMNYリーダーが設置される予定だ。
州都市交通局(MTA)のジャンノ・リーバー委員長兼CEOは「地下鉄とバスの利用者は9月、1日に200万回以上、OMNYをタップした。そして今、エアトレインJFKでOMNYを利用できるようになり、空港への行き帰りの乗客の流れが格段に速くなる」と述べた。OMNYによる運賃支払いの満足度は現在79%で、地下鉄472駅、路線バス204路線、高速バス31路線で利用されている。(5日、シークレットNYC)
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