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共同通信
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岸田文雄首相は12日、官邸で開いた認知症に関する会議に出席し、月内にまとめる経済対策に認知症施策を盛り込む方針を表明した。身寄りのない高齢者の実態把握などを目的に、厚生労働省や関係省庁による新たな検討会を近く設置することも明らかにした。
経済対策について「緊急的に取り組むべき施策を盛り込み、速やかに実行していく」と強調した。
有識者らで構成する「認知症と向き合う『幸齢社会』実現会議」で述べた。この日は自治体が先進的な取り組みを紹介し、研究者らが認知症に関する知見などを説明した。9月に続き2回目の開催。
実現会議では年内にも意見を集約した後、基本計画に反映させる見通しだ。